院内のスペースでは苗、花束、小物など販売
グリーンボランティアの大事なイベントの「グリーンバザー」は６月１９日でした。前日にはバザーで販売する花束や小物を作ったりの準備もありましたが、私はその日に北海道から戻ってきたので参加できませんでした。その代わり当日は前日にどんなに遅く帰ってきても這ってでも行きますと宣言していました。その通り前日は家に着いたのが夜の１１時でしたが、朝は頑張って起きました。
今年も私の役割は裏方で、バザーが終わった後の皆さんのランチ作り。グリーンバザーではバーザーの後、慰労をかねみんなでランチをいただくのが恒例となっています。普段は持ち寄りランチですが、この日は皆さんバザーの準備や販売で忙しいので、炊き出し隊が３０～４０人分の昼食を作ります。雨が結構降っていますが、ちゃんとテントも張られ、炊事場の雨対策も万全です。
今回はタコ飯と豚汁。タコ飯は薄く切った茹ダコと千切りの生姜半量をお醤油と隠し味のみりんを加えてさっと煮て、その煮汁と昆布を加えてお米（もち米１：うるち米４）を炊き上げます。最後に煮たタコと生姜の半量を加えて出来上がり。作り方は簡単ですが、私たちはこれを竈で炊きあげます。
２升のお釜２つと豚汁用の大鍋１つで３つの竈の火の管理をするのは男性陣３人です。
「始めチョロチョロ中パッパッパ。赤子鳴いても蓋とるな。」でも薪でこれはなかなか大変だと思うのですが、今年は素晴らしい火加減で、美味しい美味しいおこげができました。
女性２，３人でトントン、トントン刻んだ野菜は大鍋で具だくさんの豚汁となり湯気を上げています。それらができる間に、残っている大根葉、水菜などで炒め煮、蕪とキュウリと人参の浅漬けを作り、バザーに出した新鮮野菜の残りで大盛りサラダもできました。これで用意した材料は捨てるところなく、きれになくなりました。
バザーの後片付けが終わって、皆さんが次々庭に戻ってきた頃には雨も上がり、賑やかにランチが始まりました。皆さんの「美味しい！」という声が、裏方にとっての何よりのご褒美です。
雨にも関わらず多くの方の来ていただき、今回の売上金もグリーンボランティアの重要な活動資金として使わせていただきます。このボランティアは苗や種も園芸用具、炊き出しの費用なども全てこれらの資金でまかなっています。
パワフル炊き出し隊
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